仮想通貨に興味があるけれど、「Coinbase Wrapped BTC(CBBTC)」って聞いたことない…そんな方も多いのではないでしょうか?
最近では、ビットコイン(BTC)をブロックチェーン上で柔軟に使えるようにする「Wrapped(ラップド)」トークンが注目されており、CBBTCはその中でもCoinbaseが関与する新しい形のWrapped BTCとしてじわじわと話題になっています。
この記事では、仮想通貨初心者の方でも分かりやすいように、CBBTCの基本情報から仕組み、将来性、価格予想、買い方までをやさしく解説していきます。
■この記事でわかること:
- Coinbase Wrapped BTC(CBBTC)とは何か、他のBTCと何が違うのか
- CBBTCの将来性や今後の価格予想・最高値の見通し
- CBBTCを購入・取引する方法とおすすめの取引所
Coinbase Wrapped BTC(CBBTC)とは?

Coinbase Wrapped BTC(CBBTC)は、ビットコイン(BTC)と1対1で価値が連動している仮想通貨トークンです。
簡単に言うと、「ビットコインを使いやすくした便利なコピー」のようなものです。
💡 なぜ“Wrapped”なの?
「Wrapped(ラップド)」とは、“包まれた”という意味で、元の通貨(BTC)を別のブロックチェーンで使えるようにする技術です。
例えば、本物のビットコインはそのままではイーサリアムのサービスでは使えません。
そこで、BTCを保管しておき、その代わりに同じ価値のトークン(CBBTC)を発行することで、別のチェーン上で自由に使えるようにするのです。
🔐 CBBTCの仕組み
- ビットコインをCoinbaseが保管
- 同じ量のCBBTCを発行
- CBBTCはEthereumなどのチェーンで利用可能
- 必要になればCBBTCをBTCに戻すこともできる
つまり、CBBTCは「本物のBTCを預けた証明」として動くトークンです。必要があれば、CBBTCを返して、元のBTCを引き出すことも可能です。
🔍 他のWrapped BTC(例:WBTC)との違いは?
比較項目 | CBBTC | WBTC(一般的なWrapped BTC) |
---|---|---|
発行元 | Coinbase系列 | BitGoなどの企業が連携 |
信頼性 | 高(上場企業のCoinbase) | 分散型だが管理は複数企業 |
透明性 | Coinbaseによる管理報告あり | プロジェクトにより差がある |
対応 | KYCやAMLなど規制対応を重視 | 一部では規制があいまいな場合も |
✅ CBBTCのポイント
- Coinbaseが関与しているため信頼性が高い
- スマートコントラクトやDeFiでBTCを活用可能
- 初心者でも透明性のある仕組みで安心
「ビットコインをもっと自由に、安全に使えるようにしたトークン」がCBBTC。これからの仮想通貨運用において、注目される存在になりそうです。
CBBTCの将来性と注目ポイント

CBBTC(Coinbase Wrapped BTC)は、まだ新しいトークンですが、今後の仮想通貨市場で重要な役割を果たす可能性を秘めています。
ここでは、CBBTCの将来性を考えるうえでの注目ポイントを紹介します。
🌟 将来性が期待される理由
✅ 1. ビットコインをDeFiで使えるようにする技術
CBBTCを使えば、本来は動かしにくいビットコインを、DeFi(分散型金融)やNFT取引で活用可能になります。
たとえば、イーサリアム上のアプリでBTCを貸したり、ステーキングしたりすることができるのです。
✅ 2. Coinbaseのブランド力
CBBTCはCoinbaseが発行に関わっているため、信頼性と安全性が高いと評価されています。これにより、大手企業や機関投資家がCBBTCを選ぶ理由にもなります。
✅ 3. 透明性と規制対応
Coinbaseはアメリカの規制をしっかり守っているため、将来的な法規制にも柔軟に対応できると見られています。これも、安定した成長が期待されるポイントです。
🔍 今後の注目ポイントまとめ
- DeFi市場の成長と連動してCBBTCの利用が増える
- Coinbaseのサポートで信頼性が高く初心者でも安心
- BTC価格上昇による価値連動で長期的な上昇も期待
Coinbase Wrapped BTC(CBBTC)の今後の価格予想と将来価格の見通し

CBBTCの価格は、基本的にビットコイン(BTC)の価格と1:1で連動しています。
つまり、BTCの価格が上がればCBBTCの価格も上がり、BTCが下がればCBBTCも下がるという仕組みです。
📈 将来の価格を考えるときのポイント
✅ 1. BTCの価格に連動する
CBBTCはBTCの“コピー”のような存在なので、ビットコインの価格が上がればCBBTCも同じように上がると考えてOKです。
たとえば、BTCが1BTC=100万円のとき、CBBTCも1枚=100万円前後になります。
✅ 2. 市場の需要が価格に影響を与えることも
CBBTCがDeFiやDEX(分散型取引所)などでたくさん使われるようになると、わずかな“プレミアム価格”がつくこともあります。
つまり、BTCより少し高く取引されることがあるということです。
現在までの価格推移

(画像出典: CoinGecko)
- 2024年9月: 約58,249ドルでスタート
- 2024年10月〜12月: 約60,289ドル〜106,160ドルの範囲で推移
- 2025年1月〜3月: 約78,816ドル〜106,413ドルの範囲で推移
- 2025年4月〜6月: 約76,303ドル〜111,614ドルの範囲で推移(12月に8ドル台に上昇して最高値を記録)
- 2025年7月〜8月: 約105,706ドル〜119.994ドルの範囲で推移(7月に12万ドル台に上昇して最高値を記録)
🔮 CBBTCの将来価格予想(専門家による見通し/※あくまで参考)

(画像出典: CoinGecko)
- 今後1年: 最大約102,898ドル
- 今後3年: 最大約124,507ドル
※価格はあくまで予想であり、投資判断は慎重に行うことが大切です。
■参考:
- Coinbase Wrapped BTC (CBBTC) 価格予測 2025、2026、2027、2028、2029/BelnCrypto Japan
- Coinbase Wrapped BTC価格予測 – CBBTC予測/CoinDataFlow
- Coinbase Wrapped BTC (CBBTC) 価格予測および 2025/MEXC
CBBTC単体の価格が独立して動くことはほとんどなく、BTCの将来をどう見るかがカギになります。

Coinbase Wrapped BTC(CBBTC)の発行枚数と最高値

CBBTCはビットコイン(BTC)と1対1で対応しているため、発行枚数や価格はBTCと密接に関係しています。
ここでは、CBBTCの発行の仕組みと、過去・将来の最高値について解説します。
🔢 CBBTCの発行枚数はどう決まる?

(画像出典: CoinGecko)
- 総発行枚数: 約5.39万枚
- 現在の流通量: 約5.39万枚
- 最大発行枚数: 上限なし
✅ BTCを預けた分だけ発行される

(画像出典: CoinMarketCap)
CBBTCは、誰かがCoinbaseにBTCを預けたときに、その同じ数量分だけ発行されるトークンです。
- 例:1BTCを預ける → 1CBBTCが発行
- CBBTCを返却してBTCを引き出す → CBBTCは「バーン(焼却)」されて減少
このように、発行枚数には上限がなく、常に変動する仕組みになっています。
発行数=預けられているBTCの量と考えるとわかりやすいです。
💰 CBBTCの最高値は?

(画像出典: CoinGecko)
CBBTCはBTCと同じ価格で動くため、最高値も基本的にはBTCと同じ時期に記録されます。
過去の例:
- 2025年7月:123,036ドルの過去最高値を記録
- 同時期にCBBTCも同等の価格で推移
将来的にBTCの価格が上がると、CBBTCも自動的に同じ価格に達することになります。
つまり、CBBTCの価値や発行量は、「BTCの価格」と「市場での使われ方」に大きく左右されるということですね。
Coinbase Wrapped BTC(CBBTC)の買い方とおすすめの取引所

CBBTCは、国内の仮想通貨取引所ではまだ扱われていないことが多いため、海外の取引所を使う必要があります。
ここでは、初心者でも安心してCBBTCを購入できる方法と、おすすめの取引所を紹介します。
🛒 CBBTCの買い方ステップ
✅ 1. 国内取引所でBTCを購入
まずはGMOコインやSBI VCトレードなどの国内取引所で、ビットコイン(BTC)を購入します。
✅ 2. 海外取引所にBTCを送金
次に、購入したBTCをBitgetやMEXCなど、CBBTCを取り扱っている海外取引所に送金します。
✅ 3. CBBTCを購入
海外取引所内で、BTCとCBBTCを交換(トレード)することで入手可能です。
「CBBTC/USDT」などの取引ペアを使う場合もあります。
🌍 CBBTCを購入できるおすすめ取引所
取引所名 | 特徴 |
---|---|
Bitget(ビットゲット) | 操作がわかりやすく日本語対応もあり。セキュリティも高評価。 |
MEXC(エムイーエックスシー) | 豊富な銘柄と流動性。新しいトークンへの対応が早い。 |
どちらも、口座開設と本人確認(KYC)をすればすぐに使えるので、初心者にもおすすめです。
まとめ|Coinbase Wrapped BTC(CBBTC)は今後注目すべき仮想通貨?投資する価値はある?

CBBTCは、ビットコインの価値を保ちつつ、DeFiやスマートコントラクトで活用できる「実用性の高いBTC」として、今後さらに注目される可能性があります。
特に、Coinbaseの信頼性と透明性が担保されている点は、初心者にとって大きな安心材料です。
価格そのものはBTCに連動しますが、CBBTCの利用シーンが広がることで需要が増し、価値も高まる可能性があります。
「BTCをもっと自由に使いたい」という人にとって、CBBTCは非常に有望な選択肢と言えるでしょう。

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